【2026年最新】猫のペット保険8社を比較|損保と少額短期の違いも解説

ペット保険

「猫のために保険に入りたいけれど、会社が多すぎて選べない」——そんな飼い主さんへ。この記事では、アニコム損保・第一アイペット(旧アイペット)を除く猫のペット保険8社を比較します。

ペット保険選びで見落としがちなのが、猫が年をとるにつれて保険料がどう上がるか、そして継続(更新)のときに条件が変わることがあるかという2点です。若い頃の保険料が安くても高齢期に負担が跳ね上がる商品や、更新のたびに特定の病気が補償外になる商品もあります。

そしてもう1つ、比較サイトではほとんど触れられない前提があります。ここから始めます。


  1. 【前提】この8社には「損害保険会社」と「少額短期保険業者」が混ざっています
    1. 何が違うのか
  2. 【結論】ニーズ別・猫のペット保険4選
  3. この記事でわかること
  4. 猫のペット保険8社を比較【一覧表】
  5. 【重要】猫の年齢で保険料はどう上がる?3つのタイプ
    1. タイプ①:毎年少しずつ上がる(毎年改定型)
    2. タイプ②:数歳ごとにまとめて上がる(年齢区分型)
    3. タイプ③:一定年齢で上限に達し、その後は上がらない(据え置き型)
  6. 8社の特徴と年齢別保険料【公式で確認できた数字】
    1. FPC(少額短期保険):免責なし・待機期間なしのシンプルさ
      1. ペットほけんフィット(猫)の年齢別保険料
      2. ペットほけんマックス(猫)の年齢別保険料
    2. PS保険(少額短期保険):免責なし・3歳ごとに上がり車イス補償も自動付帯
    3. 楽天ペット保険(損害保険):免責なし・何歳でも更新しやすい
    4. 日本ペット(少額短期保険):数少ない「多頭割引あり」
    5. SBIペット少短(少額短期保険):免責の有無を選べる設計
    6. au損保(損害保険):通院あり/なしを選べる
    7. SBIプリズム少短(少額短期保険):飼育費用補償までカバー
    8. ペット&ファミリー損保(損害保険):10歳以上は保険料一律
  7. タイプ別:あなたのご家庭に合いやすいのはどれ?
    1. シニア期の保険料の負担を見通したいなら
    2. 多頭飼いのご家庭なら
    3. 通院の細かい費用も請求したいなら
    4. 補償をなるべく早くスタートしたいなら
  8. 保険を使うと翌年の保険料は上がる?各社のちがい
    1. 利用回数では保険料が変わらないタイプ(多数派)
    2. 保険料は変わらないが、利用実績が更新審査に影響するタイプ
    3. 使わなかった年は割引になるタイプ(無事故割引)
    4. 限度日数・回数に達したときの扱い
  9. 猫のペット保険についてよくある質問(FAQ)
    1. Q1. ペット保険は結局、猫にも必要ですか?
    2. Q2. 「少額短期保険」でも大丈夫ですか?
    3. Q3. 多頭飼いですが、割引のある会社は少ないのですか?
    4. Q4. 猫が高齢になると保険料はどれくらい上がりますか?
    5. Q5. 月200円台のプランがありますが、これで足りますか?
  10. まとめ:数字の裏側まで見て、うちの子に合う一社を
  11. 出典・参考

【前提】この8社には「損害保険会社」と「少額短期保険業者」が混ざっています

ペット保険を引き受けている会社には、2つの異なる種類があります。ロゴや商品名からは見分けがつきませんが、制度上の位置づけが違います。

今回比較する8社を分類すると、こうなります。

区分会社
損害保険会社(3社)楽天損害保険、au損害保険、ペット&ファミリー損害保険
少額短期保険業者(5社)株式会社FPC、ペットメディカルサポート(PS保険)、日本ペット少額短期保険、SBIペット少額短期保険、SBIプリズム少額短期保険
※各社公式サイトの会社概要に記載された登録番号・商号により分類(2026年8月30日確認)。

たとえばFPCは「中国財務局長(少額短期保険)第2号」、PS保険を扱うペットメディカルサポート株式会社は「関東財務局長(少額短期保険)第24号」と、それぞれ公式サイトの会社概要に登録番号が明記されています。一方、楽天ペット保険を引き受けているのは楽天損害保険株式会社です(サイトのドメインが rakuten-ssi.co.jp なのは、前身が少額短期保険会社だった名残です)。

何が違うのか

損害保険会社少額短期保険業者
根拠保険業法(免許)保険業法(登録)
保険金額の上限法令上の一律の上限なし1人あたりの上限あり(疾病・傷害による治療費は80万円など)
保険期間損害保険は2年以内1年以内
会社が破綻したとき損害保険契約者保護機構による補償の対象保護機構の対象外(供託金制度による)
※保険業法および同法施行令の定めによる一般的な区分です。個別商品の条件は各社の重要事項説明書をご確認ください。

誤解のないように

「少額短期保険だから危ない」という話ではありません。少額短期保険業者も金融庁(財務局)の登録を受けて監督下にあり、供託金の積み立ても義務づけられています。ペット保険では少額短期保険業者のほうが数としては多く、この記事で推奨候補に挙げるFPCやPS保険もここに含まれます。

お伝えしたいのは、制度が違うことを知らずに選ぶより、知って選ぶほうがいいということです。猫は15〜20年生きます。10年以上付き合う相手の制度上の位置づけは、保険料の数百円差より先に知っておく価値があります。

※アニコム損保と第一アイペットは、どちらも損害保険会社です。この2社の比較は別記事にまとめています。
→ アニコムと第一アイペットを比較|補償が始まるのはいつ?


【結論】ニーズ別・猫のペット保険4選

この記事で比較した8社を、飼い主さんのニーズ別に整理すると次のようになります。いずれも「候補の目安」であり、特定の商品をおすすめするものではありません。

こんな方に候補になりやすい会社決め手
シンプルな設計を
求める方
FPC
(少額短期保険)
免責金額なし・待機期間なし。少額の通院でも請求しやすく、12歳以降は保険料が上がらない
バランス型を
求める方
PS保険
(少額短期保険)
免責なし・待機期間なし・3歳ごとの改定で12歳以降は据え置き・継続時の条件変更なし。車イス補償も自動付帯
継続時の条件変更を
避けたい方
ペット&ファミリー損保
(損害保険)
契約後に発症した病気・ケガを理由に、継続時に条件をつけたり継続を断ったりしないと公式に明記。PS保険も同様の設計
多頭飼いの方日本ペット
(少額短期保険)
今回の8社で唯一、多頭割引を確認できた(継続時1頭あたり年900円)

⚠️「月216円」のような激安プランについて

この記事の後半で、SBIペット少短の「プラン50ライト」が0〜2歳で月216円という数字が出てきます。同社のプラン70スタンダード(1,404円)の6分の1以下です。

安さの理由は1日あたり5,000円の免責金額です。免責金額とは自己負担額のことで、1日の治療費が5,000円以下なら保険金は出ません。猫の通院は1回あたり数千円で収まることが多いため、通院ではほとんど機能しないと考えたほうが実態に近いです。

「入院や手術のような高額なときだけ備えたい。通院は自費でいい」という方には合理的な選択ですが、「安いから」という理由だけで選ぶと、いざ使おうとしたときに出ません。何のために保険に入るのかを先に決めてください。

この記事でわかること

  • 損害保険会社と少額短期保険業者のちがいと、8社それぞれの区分
  • 8社の免責・待機期間・多頭割引・加入上限年齢・継続時の条件変更を並べた一覧表
  • 猫の年齢とともに保険料が上がる「3つのタイプ」のちがい
  • 公式で確認できた、8社それぞれの年齢別保険料と各社の特徴
  • 保険を使った回数で翌年の保険料や更新条件が変わるか
  • 「シニア期の負担」「多頭飼い」など目的別に絞り込む考え方

※本記事は各社公式サイトで確認できた情報をもとに整理したものです。保険料・条件の確認時点は各表に記載しています。商品改定で内容が変わることがあるため、加入前には必ず各社の重要事項説明書・約款をご確認ください。

免責金額・待機期間といった比較の前提になる用語から知りたい方は、こちらからどうぞ。

猫のペット保険の選び方|免責金額・待機期間など6つの用語と注意点
保険料の安さだけで選ぶと後悔します。いくら戻るか、どこまで使えるか、いつから使えるか、いつまで入れるか、何が補償されないか、来年どうなるか——比較で確かめる6つの問いと、加入前の注意点を解説します。

猫のペット保険8社を比較【一覧表】

ここからは、公式サイトで確認できた範囲で8社を比較します。数字や条件は改定されることがあるため、最終判断は必ず各社の約款・重要事項説明書でご確認ください。

会社(商品)区分新規加入の上限年齢免責金額待機期間(病気)多頭割引継続時・更新時の条件変更
FPC少短7歳未満(ペットほけんフィット等)※なしなし記載を確認できず継続時に特定傷病不担保が付く場合あり
PS保険少短8歳11か月までなしなしなしなし
楽天ペット保険損保満11歳未満なし30日なし更新審査で条件変更・謝絶の場合あり
日本ペット(いぬとねこの保険)少短満10歳まで特約で設定可30日(ケガ0日)あり(継続で1頭年900円)更新審査で条件変更・謝絶の場合あり
SBIペット少短少短11歳11か月まで0円(スタンダード) or 1日5,000〜7,000円(ライト)1か月以内なし更新時に特別条件・謝絶の場合あり
au損保(ニャンコ保険)損保満10歳までなし30日なし継続時に条件変更・謝絶の場合あり
SBIプリズム少短少短7歳11か月まで(8歳以上はover8で上限なし)更新時に設定可(通院)31日目0時〜(がんは+45日)なし更新時に特定傷病不担保が付く場合あり
ペット&ファミリー損保(げんきナンバーわんスリム)損保7歳11か月まで1日5,000円(継続時8歳以上は10,000円も選択可)30日(がんは90日)なしなし
※各社公式サイトで確認できた範囲。「記載を確認できず」は今回の調査で明記が見つからなかった項目です。FPCには「ペットほけんフィット」「ペットほけんマックス」のほか「フリーペットほけん」「入院・手術ペット保険スーパー」「ファーストほけん」があり、加入できる年齢は商品によって異なります。いずれも上限年齢までに加入すれば、原則終身で継続できます。「継続時・更新時の条件変更」の詳細は、後の「保険を使うと翌年の保険料は上がる?」の章で解説します。

【重要】猫の年齢で保険料はどう上がる?3つのタイプ

ペット保険は、猫が高齢になるほど保険料が上がっていくのが一般的です。ここが保険選びで一番見落とされやすいポイント。「加入時は安かったのに、シニアになったら払えなくなった」を防ぐため、値上がりのタイプを理解しておきましょう。大きく分けて3つあります。

タイプ①:毎年少しずつ上がる(毎年改定型)

1歳ごとに保険料が見直され、加齢とともに毎年上がっていくタイプです。若い頃は安いのが魅力ですが、高齢になると上がり幅が大きくなる傾向があります。楽天ペット保険・au損保・SBIプリズム少短がこのタイプです。

タイプ②:数歳ごとにまとめて上がる(年齢区分型)

「3歳ごと」「数歳ごと」など、年齢の区分をまたぐタイミングでだけ保険料が上がるタイプです。毎年は上がらないので、値上がりのペースがゆるやかで見通しを立てやすいのが利点。PS保険(3歳ごと)・FPC・SBIペット少短がこのタイプです。

タイプ③:一定年齢で上限に達し、その後は上がらない(据え置き型)

厳密には②と重なりますが、「◯歳以降は値上がりなし」という上限がある点が高齢猫にとって安心材料です。

  • PS保険:12歳以降は上がらない
  • FPC(フィット・マックス):12歳以降は上がらない
  • ペット&ファミリー損保(げんきナンバーわんスリム):10歳以上が一律
  • 日本ペット(ネクスト):14歳以上は変わらない

長生きする猫が増えている今、シニア期の負担が固定される設計は要チェックです。

逆に、跳ね上がる例も知っておいてください

据え置き型がある一方で、特定の年齢で大きく上がる商品もあります。後述の表から2例挙げます。

  • SBIプリズム少短(プレミアム):11歳8,580円 → 12歳以降14,530円。1.69倍に跳ね上がります
  • 日本ペット(ネクスト70%):13歳5,840円 → 14歳7,920円。1.36倍です

猫が12歳・14歳になるのは、決して珍しいことではありません。「そのとき払い続けられるか」を、加入前に数字で確かめておいてください。


8社の特徴と年齢別保険料【公式で確認できた数字】

ここからは、8社それぞれの特徴と、公式サイトで確認できた猫の年齢別保険料を、会社ごとにまとめて紹介します。

各社で商品名・プラン・条件が異なるため、金額をそのまま横並びで比べるのではなく、「年齢とともにどんなカーブで上がるか」と「補償割合でどれくらい変わるか」を見比べるのがおすすめです(補償割合は会社により50%・70%・90%・100%などがあります)。補償割合が高いほど、いざというときの自己負担は減りますが、保険料は上がります。

⚠️ 以下の保険料表について
各社公式サイトで2026年7月時点に確認した金額です。保険料は改定されることがあるため、加入前には必ず公式の最新料金表で、ご自身の猫の年齢・プランの金額をご確認ください。この記事の数字は「比較の目安」であり、見積書ではありません。

FPC(少額短期保険):免責なし・待機期間なしのシンプルさ

FPCはすべての商品で免責金額の設定がなく、待機期間もないのが大きな特長です。少額の治療費でも請求しやすく、補償開始も比較的早いとされています。原則終身・自動更新で継続しやすい設計です。

一方で、公式の重要事項説明書では告知内容によって特定の傷病を不担保とする条件が付く場合があり、これは新規契約時だけでなく継続契約時に付くこともあると案内されています。多頭割引については、今回の調査では明記を確認できませんでした(1頭ずつ契約する案内は確認できました)。

年齢区分ごとの段階制で、12歳以降は値上がりしません。商品は「ペットほけんフィット」「ペットほけんマックス」のほか「フリーペットほけん」「入院・手術ペット保険スーパー」「ファーストほけん」があります。ここでは通院を含むフィット・マックスの猫の保険料(月払)を紹介します。

年払割引について:FPCは月払のほかに年払も選べ、年払にすると月払12回分より割安になります(フィット・マックスとも全年齢区分・全補償割合で年払のほうが安く設定されています)。

ペットほけんフィット(猫)の年齢別保険料

猫の年齢50%補償70%補償90%補償
4歳以下940円1,190円1,560円
5〜8歳1,160円1,490円1,950円
9〜11歳1,830円2,380円3,190円
12歳以上2,990円3,900円5,240円
出典:FPC「ペットほけんフィット」猫の保険料(月払・2026年7月確認)。12歳以降は据え置きです。

ペットほけんマックス(猫)の年齢別保険料

猫の年齢50%補償70%補償90%補償
4歳以下980円1,250円1,630円
5〜8歳1,210円1,550円2,040円
9〜11歳1,900円2,470円3,290円
12歳以上3,320円4,330円5,800円
出典:FPC「ペットほけんマックス」猫の保険料(月払・2026年7月確認)。12歳以降は据え置きです。マックスはフィットより補償が手厚い分、保険料もやや高めです。

PS保険(少額短期保険):免責なし・3歳ごとに上がり車イス補償も自動付帯

PS保険も免責金額なし・待機期間なしで、毎年自動更新で終身継続が可能です。特定疾病不担保特約は新規契約時のみ付帯でき、継続時に新たに追加されることはない設計です。オプションに「ペットセレモニー費用特約」があり、さらに車イス補償(最大10万円)が自動で付帯されている点もユニークです。多頭割引はありません。

保険料の引き上げは3歳ごとに1度だけ(3歳・6歳・9歳・12歳のタイミング)で、12歳以降は上がりません。公式でも値上がりがゆるやかで一生涯続けやすいと案内されています(ペットセレモニー特約を付けた場合は18歳まで3歳ごとに上がります)。以下は猫・特約なし・月払の保険料です。

年払割引について:PS保険も年払を選ぶことができ、年払にすると月払12回分より割安になります。

猫の年齢50%補償70%補償100%補償
0〜2歳1,320円1,950円2,440円
3〜5歳1,580円2,170円2,760円
6〜8歳2,130円2,600円3,500円
9〜11歳2,260円2,750円3,720円
12〜14歳2,560円3,110円4,240円
15〜17歳2,560円3,110円4,240円
18歳〜終身2,560円3,110円4,240円
出典:PS保険 猫の保険料(特約なし・月払・クレジットカード払・2026年7月確認)。12歳以降は据え置きです。0〜2歳は補償開始日時点で生後120日以上に加入した場合の保険料。ペットセレモニー特約(火葬費用等担保特約)を付けると保険料が上がり、18歳まで3歳ごとに上がります。

楽天ペット保険(損害保険):免責なし・何歳でも更新しやすい

楽天ペット保険(スーパーペット保険)は免責金額なしが主な特長です。引受会社は楽天損害保険株式会社で、今回の8社では数少ない損害保険会社のひとつです。初年度契約では病気に30日間の待機(免責)期間があり、ケガには待機期間がありません。何歳でも更新可能で、終身で継続しやすいと案内されています。

特定傷病除外特約があるほか、オプションとしてペット賠償責任特約(支払限度額の合計1,000万円まで、主契約に付帯して申込み)があります。更新時は補償割合追加特約などが更新対象にならない点は要確認です。

毎年改定されるタイプで、子猫期がもっとも安く、いったん下がってから加齢とともに上がっていきます。プランは「通院つき70%」「通院つき50%」「手術・入院プラン(50%)」の3つ。以下は猫の保険料(月払)です。ご契約日または更新日時点の満年齢の保険料が適用されます。

年払割引について:楽天ペット保険にも年払があり、全年齢・全プランで年払のほうが月払12回分より割安に設定されています。

猫の年齢通院つき70%通院つき50%手術・入院
0歳2,470円1,860円1,160円
1歳2,350円1,770円870円
2歳2,180円1,630円730円
3歳2,270円1,710円780円
4歳2,480円1,860円930円
5歳2,750円2,070円1,110円
6歳3,110円2,340円1,340円
7歳3,630円2,740円1,710円
8歳4,070円3,070円2,010円
9歳4,520円3,410円2,240円
10歳5,270円3,970円2,670円
出典:楽天ペット保険 スーパーペット保険ねこ 保険料表(猫・月払・2026年7月確認)。新規申込は満11歳未満まで。ご契約日・更新日時点の満年齢の保険料が適用されます。手術・入院プランは11歳以降も継続でき、月払で11歳1,910円・12歳以降1,920円(据え置き)です。11歳以上の更新保険料は公式の保険料表でご確認ください。

日本ペット(少額短期保険):数少ない「多頭割引あり」

今回比較した中で、多頭飼いの方が注目したいのが日本ペット少額短期保険です。継続時は1頭あたり年900円の割引があり、紙申込なら新規でも多頭割引が使えます。免責額適用特約があり、病気の待機期間は30日・ケガは0日。一生涯(終身)継続が可能で、特定傷病除外特約があります。オプションとしてペット賠償責任特約も用意されています。

年齢区分ごとに上がるタイプで、14歳以上は保険料が変わりません。複数の商品(ネクスト・ライト・ミニ・VIP)がありますが、ここでは通院・入院・手術を幅広く補償する主力商品「ネクスト」の基本保険料(猫・月払)を紹介します。ネクストの基本保険料には歯科(歯牙)特約とパテラ(膝蓋骨脱臼)特約が含まれています。

猫の年齢50%補償70%補償90%補償
0〜4歳1,030円1,420円1,840円
5歳1,200円1,690円2,160円
6歳1,360円1,910円2,450円
7歳1,570円2,210円2,840円
8歳1,880円2,630円3,380円
9歳2,050円2,870円3,680円
10歳2,360円3,320円4,270円
11歳2,980円4,180円5,370円
12歳3,640円5,100円6,550円
13歳4,170円5,840円7,520円
14歳以上5,660円7,920円10,190円
出典:日本ペット少額短期保険「いぬとねこの保険ネクスト」猫・基本保険料(月払・2026年7月確認)。14歳以上は保険料が変わりません。13歳→14歳で1.36倍に上がる点にご注意ください。免責金額を設定して保険料を抑える「免責額適用特約」プランや、お手頃なライト・ミニ、補償90%固定のVIPなど他の商品もあります。前年に保険金の支払いがなければ翌年10%の無事故割引、多頭飼いは1頭あたり年900円割引があります。

SBIペット少短(少額短期保険):免責の有無を選べる設計

SBIペット少額短期保険は、免責金額を「0円(スタンダード)」か「1日あたり5,000〜7,000円(ライト)」から選べる設計です。プランは70/50、スタンダード/ライトがあります。待機期間は責任開始日から1か月以内の病気で、原則終身更新。特定の病気を不担保にする特別条件が付くことがあります。補償割合・免責金額の変更は更新時のみ可能です。多頭割引はありません。

年齢区分ごとに上がるタイプです。以下は猫の初年度保険料(月払)です。

猫の年齢プラン70 スタンダードプラン70 ライトプラン50 スタンダードプラン50 ライト
0〜2歳1,404円243円702円216円
3〜5歳1,503円297円891円261円
6〜8歳1,899円603円1,044円459円
9〜11歳3,888円783円2,133円639円
出典:SBIペット少額短期保険 猫・初年度保険料(月払・WEB申込・2026年7月確認)。新規加入は11歳11か月まで。2年目以降は更新保険料が適用され、更新日時点の満年齢で計算されます(初年度とは異なります)。ライトは1日あたりの免責金額(プラン70で7,000円・プラン50で5,000円)があるため保険料が安く、その金額以下の治療では保険金が出ません。

au損保(損害保険):通院あり/なしを選べる

au損害保険の「ニャンコ保険」は、初年度契約で病気に30日間の待機期間があり、継続契約には待機期間がありません。補償は通院ありタイプと通院なしタイプの2種類から選べます。原則終身継続が可能ですが、今回確認した公式ページでは、免責金額・特定傷病除外・追加オプションの明記は見つけられませんでした。詳細は加入前に公式で確認するのが安心です。多頭割引はありません。

毎年、年齢に応じて上がるタイプです。以下は「通院ありタイプ」猫の保険料(月払)です。免責金額はありません。

一時払割引について:au損保には1年分をまとめて払う「一時払」があり、全年齢・全コースで一時払のほうが月払12回分より割安に設定されています。

猫の年齢70%コース50%コース
0歳2,160円1,690円
1歳2,090円1,650円
2歳2,030円1,600円
3歳2,240円1,750円
4歳2,450円1,900円
5歳2,670円2,050円
6歳3,030円2,310円
7歳3,380円2,570円
8歳3,750円2,830円
9歳4,440円3,330円
10歳5,140円3,830円
出典:au損保「ペットの保険(ニャンコ保険)」通院ありタイプ 猫の保険料(月払・2026年7月確認)。新規加入は満10歳まで。11歳以上の保険料は問い合わせが必要です。継続時は継続契約の保険開始日時点の満年齢で保険料が計算されます(継続の引受年齢に制限はありません)。別に「通院なしタイプ」もあります。

SBIプリズム少短(少額短期保険):飼育費用補償までカバー

SBIプリズム少短(プリズムペット)は、補償開始が書類完備到着の31日目0時からで、がんはさらに45日の待機があります。通院の免責金額は更新時に設定可能で、更新契約で特定疾病不担保特約が付く場合があります。犬猫コースでは入院・通院・手術に加えて飼育費用補償もあり、小動物・鳥・爬虫類まで幅広く扱うのが特徴です。多頭割引はありません。

毎年、年齢に応じて上がるタイプです。SBIプリズムの特徴は、全プランが補償割合100%(各プランの限度額の範囲内なら自己負担なし)であること。補償が手厚い順にプレミアム・バリュー・ライトの3プランがあり、支払限度日数や1日あたりの限度額が異なります。以下は猫の保険料(月払)です。

年払割引について:SBIプリズム少短にも年払があり、全年齢・全プランで年払のほうが月払12回分より割安に設定されています。

猫の年齢プレミアムバリューライト
0歳4,500円3,880円3,270円
1歳4,100円3,540円2,990円
2歳3,660円3,160円2,680円
3歳3,380円2,920円2,480円
4歳3,260円2,820円2,400円
5歳3,330円2,880円2,450円
6歳3,600円3,110円2,650円
7歳4,090円3,530円2,990円
8歳4,820円4,140円3,500円
9歳5,800円4,970円4,180円
10歳7,050円6,030円5,050円
11歳8,580円7,320円6,120円
12歳以降14,530円12,320円10,230円
出典:SBIプリズム少額短期保険「プリズムペット いつでもパック」猫の保険料(月払・2026年7月確認)。全プラン補償割合100%。11歳→12歳でプレミアムは1.69倍に上がります。新規加入は7歳11か月まで(8歳以上は入院・手術特化の「元気応援プランover8」で上限なし)。12歳の契約更新時に、1日あたり2,000円の免責金額(通院保険金のみ対象)を設定できます。

ペット&ファミリー損保(損害保険):10歳以上は保険料一律

T&D保険グループのペット&ファミリー損保「げんきナンバーわんスリム」は、年齢による値上がりがゆるやかで、10歳以上は保険料が一律になるのが最大の特徴です。シニア期に治療が増えても保険料が固定される設計は、長く続けたい飼い主さんにとって心強いポイント。

プランは70%補償(年間限度額70万円)と50%補償(同50万円)の2種類で、通院・入院・手術の1日あたりの限度額や年間回数の制限がなく、高額・長期治療に対応しやすい構成です。時間外(夜間)診療費も補償対象とされています。

一方で、1日あたり5,000円の免責金額があり(継続時・8歳以上は10,000円も選択可)、少額の通院では自己負担になる点は理解しておきましょう。待機期間は初年度契約に限り病気30日(ガンを除く)。契約後に発症した病気・ケガを理由に、継続時に部位不担保などの条件を付けたり継続を断ったりしないとされ、終身継続しやすい設計です。多頭割引はありません。新規加入は7歳11か月までです。

年払割引について:ペット&ファミリー損保にも年払があり、全年齢・両プランで年払のほうが月払12回分より割安に設定されています。

猫の年齢プラン70プラン50
0歳1,840円1,590円
1歳1,450円1,310円
2歳1,600円1,410円
3歳1,720円1,500円
4歳1,810円1,560円
5歳1,800円1,560円
6歳1,830円1,630円
7歳1,820円1,630円
出典:ペット&ファミリー損保「げんきナンバーわんスリム」猫・初年度保険料(免責金額5,000円・月払・2026年7月確認)。新規加入は7歳11か月まで。2年目以降は継続保険料が適用され、10歳までは継続時の年齢で保険料が変わり、10歳以上は一律です。8歳以上からは免責金額10,000円のプラン(保険料が割安)も選択できます。

※各社はプランも補償割合も異なるため、金額の大小だけで優劣を判断しないでください。FPCは通院も含むプラン、楽天は「通院つき」と「手術・入院のみ」でプランが分かれています。同じ50%でも補償範囲が違う点に注意し、あくまで「年齢による上がり方の違い」を見る参考としてご覧ください。

年齢別保険料のカーブから読み取れる傾向として、子猫〜成猫期の保険料の安さは楽天のような毎年改定型が有利になりやすく、シニア期の負担の見通しやすさはPS保険・FPCのような年齢区分型が有利になりやすい、と言えます。ただしこれは料金設計から導いた一般的な傾向であり、個々の年齢・プランで逆転することもあります。

実際に治療費がどのくらいかかるのかは、病気によって桁が変わります。
→ 猫のFIPは治る病気に|症状・治療・費用を獣医論文で解説


タイプ別:あなたのご家庭に合いやすいのはどれ?

ここまでの内容を、目的別に整理します。あくまで「候補を絞るための目安」であり、断定ではありません。

シニア期の保険料の負担を見通したいなら

この記事で一番お伝えしたいポイントです。猫が高齢になっても保険料が跳ね上がりにくいのは、年齢区分型や据え置き型の会社です。PS保険は12歳以降、FPCも12歳以降、ペット&ファミリー損保は10歳以上が一律で、シニア期の負担が固定されます。

逆に、SBIプリズム少短は12歳で1.69倍、日本ペットは14歳で1.36倍に上がります。「長く続けることを前提に、将来いくら払うかを見通したい」なら、加入前に必ず高齢期の金額まで確認してください。

多頭飼いのご家庭なら

今回比較した8社の中で、明確に多頭割引を確認できたのは日本ペット(いぬとねこの保険)でした。2頭以上を同じ会社でまとめたい方は、まず候補に入れやすいでしょう。ただし割引額は継続時で1頭あたり年900円です。割引の有無より、補償内容と保険料の本体で選ぶほうが金額的な影響は大きくなります。

通院の細かい費用も請求したいなら

免責金額がないと、少額の通院でも請求しやすくなります。この点ではFPC・PS保険・楽天ペット保険・au損保のように免責なしの会社が候補です。ただし待機期間の有無(FPC・PS保険はなし、楽天・au損保は病気30日)にちがいがあるので、そこも合わせて確認しましょう。

逆に、月額が極端に安いプランには1日あたり5,000〜7,000円の免責金額が設定されていることがあります。この場合、その金額以下の治療では保険金が出ません。「安さ」と「少額の通院で使えること」は両立しにくい点を押さえておいてください。

補償をなるべく早くスタートしたいなら

待機期間がないFPC・PS保険は、補償開始が比較的早い設計です。子猫を迎えたばかりで早めに備えたい方には、比較しやすいポイントになります。

ただし「待機期間なし」と「申込日から使える」は別です。どの会社も、申込から契約開始まで一定の期間があります。すでに気になる症状がある場合は、どの会社でも間に合わない可能性が高いと考えてください。


保険を使うと翌年の保険料は上がる?各社のちがい

「保険を何度も使ったら、翌年の保険料が上がるのでは?」——これはよくある不安です。結論から言うと、今回比較した会社の多くは、個々の契約者が保険を使った回数によって翌年の保険料が上がることはありません。保険料は主に「年齢(や年齢区分)」で決まる仕組みだからです。

ただし、一部に「使わなかった年は割引になる(=使うとその割引が付かない)」会社があり、ここが分かれ目です。

利用回数では保険料が変わらないタイプ(多数派)

  • PS保険:公式パンフレット兼重要事項説明書(2026年4月版)で「通院回数が多い場合や手術を行った場合でも、年齢以外の理由で継続時に保険料が上がることはありません」「保険をたくさん使っても保険料は上がりません」と明記
  • ペット&ファミリー損保(げんきナンバーわんスリム):「前年度の請求実績による割増し等もありません」と公式に案内。重要事項説明書・約款でも継続時の保険料は「年齢・加入プラン(犬は体重)」で決まると定められ、利用回数は計算条件に含まれていない。さらに公式で「契約後に発症した病気・ケガに対して、継続時に条件をつけたり、継続時の引受謝絶などは行っていない」とされ、使ったことが継続に響きにくい設計
  • FPC:保険料は補償プランと年齢区分・品種・体重で決まり、利用回数では上がらない(ただし重要事項説明書では、継続契約時の引受審査で特定傷病等不担保が付く場合があるとされています)
  • au損保:公式の契約者向けページで「保険金の受領によって保険料が高くなることはありません。保険料は保険開始日時点の満年齢で決まります」と明記
  • SBIペット少短・SBIプリズム少短:利用回数に応じて保険料が上がる制度は確認できず(いずれも年齢・年齢区分ベース)

保険料は変わらないが、利用実績が更新審査に影響するタイプ

注意したいのが楽天ペット保険です。保険料自体は年齢・品種区分で決まり無事故割引もありませんが、重要事項説明書に「更新審査はすべての契約の期間の疾病の種類・程度および保険金の請求状況などをもとに行う」「審査の結果、引受条件の変更(特定疾病・特定部位の不担保など)や更新をお断りする場合がある」と明記されています。

つまり保険料が直接上がるわけではないものの、使った実績が翌年の更新条件に影響する可能性があるということ。この点は加入前に理解しておきたいところです。

使わなかった年は割引になるタイプ(無事故割引)

日本ペット(いぬとねこの保険)には「無事故割引」があります。前年度に保険金の支払いがなかった場合、翌年度の保険料が10%割引になる仕組みです。裏を返せば、保険を使った年は翌年にこの割引が付かないため、実質的に「使うと割引が外れる」形になります。

加えて、重要事項説明書には「契約期間における保険金のお支払い実績により、引受条件の変更や継続をお断りする場合がある」とも明記されており、楽天と同様に利用実績が翌年の更新条件に影響する可能性があります。健康で通院がほとんどない子なら翌年が安くなる一方、しっかり使いたい子はこの2点を理解しておきたいところです。

限度日数・回数に達したときの扱い

保険料とは別に、「年間の限度日数・限度回数に達したあと」の扱いも会社で分かれます。

  • 楽天ペット保険(通院つき70%プラン):重要事項説明書で手術が年3回まで・入院が年25日まで・通院が年22日までと定められているが、限度に達しても保険契約は消滅しないと明記
  • 日本ペット(ライトプラン):通院・入院それぞれ年20日まで・手術年2回まで。重要事項説明書には「通院・入院・手術のすべてで年間限度に達すると保険契約が失効し、次年度以降の継続もできない」とある(いずれか1つだけなら、その補償が終了するだけで契約は続きます)
  • PS保険・ペット&ファミリー損保:1日あたりの限度額や回数に制限がないタイプ(ただし年間の総額上限はあります)

よく通院しそうな子は、この点もあわせて確認しておくと安心です。

※ここでいうのは「個々の契約者の利用回数による変動」の話です。これとは別に、どの会社も「商品全体の収支状況や保険料率の改定により、保険料が変更になる場合がある」という共通の但し書きを設けています。これは特定の契約者を対象にした値上げではなく、商品全体の見直しによるものです。最新の取り扱いは各社の重要事項説明書でご確認ください。

保険金を請求するときは、診療明細書が必要になります。受け取った書類を残しておく習慣は、保険と別の意味でも役に立ちます。
→ 猫のお薬手帳は必要?病院記録の残し方と実体験からわかる重要性【保存版】


猫のペット保険についてよくある質問(FAQ)

Q1. ペット保険は結局、猫にも必要ですか?

猫には公的な健康保険がなく、治療費は全額自己負担です。手術や入院になると数万〜数十万円かかることもあります。「もしものときに、お金を理由に治療の選択肢を狭めたくない」と考える方には、備えの手段のひとつになります。必要かどうかは、貯蓄の状況やご家庭の考え方によって変わります。実際にどのくらいかかるのかは、毛球症の治療費を実体験でまとめた記事も参考にしてみてください。

Q2. 「少額短期保険」でも大丈夫ですか?

少額短期保険業者も、金融庁(財務局)の登録を受けて監督下にあり、供託金の積み立ても義務づけられています。ペット保険では少額短期保険業者のほうが数としては多く、この記事の8社でも5社がこれにあたります。

ただし損害保険会社との違いとして、保険金額に法令上の上限があること、保険期間が1年以内であること、会社が破綻した場合に損害保険契約者保護機構の補償対象にならないことの3点があります。「危ない」という話ではなく、知ったうえで選ぶための情報として押さえておいてください。

Q3. 多頭飼いですが、割引のある会社は少ないのですか?

今回比較した8社の中では、多頭割引を明確に確認できたのは日本ペット(いぬとねこの保険)でした。ただし継続時で1頭あたり年900円と、金額としては大きくありません。割引の有無だけでなく、補償内容や更新条件も合わせて比較するとよいでしょう。

Q4. 猫が高齢になると保険料はどれくらい上がりますか?

会社や商品によって上がり方が大きく異なります。毎年少しずつ上がるタイプ(楽天・au損保・SBIプリズムなど)と、3歳ごとなど区分ごとにまとめて上がるタイプ(PS保険・FPCなど)があります。区分型の多くは一定年齢以降に値上がりが止まる設計です。

一方で、特定の年齢で大きく上がる商品もあります。SBIプリズム少短のプレミアムは11歳8,580円から12歳14,530円へ1.69倍、日本ペットのネクスト70%は13歳5,840円から14歳7,920円へ1.36倍です。加入時の安さだけでなく、シニア期まで無理なく払い続けられるかを、公式の年齢別料金表で確認しておいてください。

Q5. 月200円台のプランがありますが、これで足りますか?

SBIペット少短の「プラン50ライト」が0〜2歳で月216円ですが、これは1日あたり5,000円の免責金額(自己負担額)があるためです。1日の治療費が5,000円以下なら保険金は出ません。猫の通院は1回あたり数千円で収まることが多いため、通院ではほとんど機能しないと考えたほうが実態に近いです。

「入院や手術のような高額なときだけ備えたい」という目的なら合理的な選択ですが、「安いから」だけで選ぶと、使いたいときに出ません。何のために入るのかを先に決めることをおすすめします。


まとめ:数字の裏側まで見て、うちの子に合う一社を

ペット保険は「加入時の保険料の安さ」だけでは決められません。猫は10年以上生きることが多く、通院が増えるシニア期にいくら払うことになるかが、実質的な負担を大きく左右します。

  1. 損害保険会社か、少額短期保険業者か。今回の8社は損保3社・少短5社です
  2. 年齢による値上がりのタイプ。毎年改定型か、年齢区分型か。12歳・14歳で跳ね上がる商品もあります
  3. 免責金額。月200円台のプランは、1日5,000円以下の治療では出ません
  4. 待機期間と、継続時の条件変更。使った実績が更新審査に影響する会社もあります

この4つを並べて見ると、各社の性格がはっきり見えてきます。シニア期の負担を見通しやすくしたいならPS保険やFPCのような年齢区分型、多頭飼いなら日本ペット、というように、ご家庭の優先順位に合わせて絞っていくのがおすすめです。

そして何より大切なのは、うちの子の年齢・体質・かかりやすい病気に合っているかどうか。気になる点があれば、加入前に各社へ直接確認したり、かかりつけの獣医師さんに相談したりして、納得のいく一社を選んでくださいね。

参考:窓口精算に対応した大手2社(アニコム損保・第一アイペット)は、この記事の対象外です。年齢別の保険料・補償内容・補償が始まる時期のちがいを別記事で詳しく比較しています。

【2026年最新版】窓口精算可:アニコムとアイペットを徹底比較|年齢別保険料・補償内容・サービスの違いを完全解説
アニコムと第一アイペット、安いのは猫の年齢で変わります。ただし入院の補償額は2倍以上違い、病気の補償が始まるのはアニコムで約2か月後、アイペットで約1か月後。2026年10月の改定(猫の保険料は据え置き)を含め、公式資料で比較します。

出典・参考

会社の区分(損害保険会社/少額短期保険業者)

  • 株式会社FPC「会社概要」 https://www.fpc-pet.co.jp/company/about
    → 商号「株式会社FPC」、登録番号「中国財務局長(少額短期保険)第2号」、および現行商品ラインナップ(ペットほけんフィット/ペットほけんマックス/フリーペットほけん/入院・手術ペット保険スーパー/ファーストほけん)の根拠として使用(2026年8月30日確認)
  • ペットメディカルサポート株式会社「当社について」 https://pshoken.co.jp/company/about.html
    → 商号「ペットメディカルサポート株式会社」、登録番号「関東財務局長(少額短期保険)第24号」の根拠として使用(2026年8月30日確認)
  • 楽天ペット保険 公式サイト https://www.rakuten-ssi.co.jp/
    → 引受保険会社が「楽天損害保険株式会社(Rakuten General Insurance Co., Ltd.)」=損害保険会社であることの根拠として使用(2026年8月30日確認)

各社の商品・保険料・契約条件

  • FPC 公式サイト(トップページ・商品案内・「ペットほけんフィット」「ペットほけんマックス」の猫の保険料と補償割合) https://www.fpc-pet.co.jp/
    → 年齢区分別の保険料、12歳以降の据え置き、年払が月払より割安であることの根拠として使用
  • FPC 公式サイト「ペット保険の待機期間とは?」 https://www.fpc-pet.co.jp/product/knowledge/2
    → FPCに待機期間がないことの根拠として使用
  • FPC「ペットほけんフィット パンフレット兼重要事項説明書」PDF(2024年8月版) https://www.fpc-pet.co.jp/pdf/document_fit.pdf
    → 継続契約時の引受審査で特定傷病等不担保特約が付く場合があること、保険料が補償プラン・品種・年齢・体重で決定されることの根拠として使用
  • PS保険 公式サイト「猫の保険70%補償プラン」 https://pshoken.co.jp/note_cat/plan70-cat.html
    → 補償内容の根拠として使用
  • PS保険 公式サイト「保険料お見積り」 https://pshoken.co.jp/insurance/
    → 3歳ごとの年齢区分と12歳以降の据え置き、猫の年齢別保険料の根拠として使用
  • PS保険 公式サイト「ペット保険の免責期間」 https://pshoken.co.jp/how_to_chose/waiting.html
    → 待機期間がないことの根拠として使用
  • PS保険 公式サイト「更新可能な年齢と加入可能な年齢」 https://pshoken.co.jp/how_to_chose/age.html
    → 新規加入が8歳11か月までであることの根拠として使用
  • PS保険 公式パンフレット兼重要事項説明書(2026年4月版・猫) https://pshoken.co.jp/manual/pdf/ph260402_cat.pdf
    → 「通院回数が多い場合や手術を行った場合でも、年齢以外の理由で継続時に保険料が上がることはありません」「保険をたくさん使っても保険料は上がりません」、特定疾病不担保特約が新規契約時のみ付帯されること、車イス補償の自動付帯の根拠として使用
  • 楽天ペット保険「スーパーペット保険ねこ 保険料表」 https://www.rakuten-ssi.co.jp/product/sn/plan/price/
    → 猫の年齢別保険料(通院つき70%/通院つき50%/手術・入院)と年払割引の根拠として使用
  • 楽天ペット保険「スーパーペット保険ねこ お申込みの流れ」 https://www.rakuten-ssi.co.jp/product/sn/howto/
    → 病気の待機期間30日・ケガは待機期間なしであることの根拠として使用
  • 楽天損保「スーパーペット保険(ペット保険2020)重要事項説明書」PDF https://www.rakuten-ssi.co.jp/pdf/ZM_important.pdf
    → 通院つき70%の限度(手術年3回・入院25日・通院22日)、支払限度に達しても契約が消滅しないこと、更新審査を保険金の請求状況等をもとに行い引受条件の変更・謝絶がありうることの根拠として使用
  • 楽天ペット保険「よくあるご質問」 https://www.rakuten-ssi.co.jp/faq/insurance1.html
    → ペット賠償責任特約(支払限度額合計1,000万円)の根拠として使用
  • 日本ペット少額短期保険「いぬとねこの保険」公式サイト https://www.nihonpet.co.jp/
    → 新規加入が満10歳までであること、「ネクスト」の猫の年齢別保険料、無事故割引10%・多頭割引(継続時1頭年900円)の根拠として使用
  • 日本ペット少額短期保険「いぬとねこの保険(ネクスト/ライト/ミニ)重要事項説明書」PDF(2025年12月版) https://www.nihonpet.co.jp/downloads/web_zyusetu_newpethoken.pdf
    → 保険金の支払実績により引受条件の変更・継続謝絶がありうること、ライトプランで年間限度に達した場合の失効の扱いの根拠として使用
  • SBIペット少額短期保険 公式サイト https://www.sbipet-ssi.co.jp/lp/
    → 新規加入が11歳11か月までであること、猫の初年度保険料(プラン70/50、スタンダード/ライト)の根拠として使用
  • SBIペット少額短期保険「ご契約に際しての大切な事柄(契約概要・注意喚起情報)」PDF https://www.sbipet-ssi.co.jp/pdf/pet_kotogara.pdf
    → ライトの免責金額が1日あたり5,000〜7,000円であること、保険料が区分・年齢・補償割合で決定されること、更新時に特別条件特則が付く・更新謝絶がありうることの根拠として使用
  • au損保 公式サイト「猫の保険(ニャンコ保険)の特長」 https://www.au-sonpo.co.jp/pc/pet-cat/features.html
    → 通院ありタイプ/通院なしタイプの2種類があることの根拠として使用
  • au損保 公式サイト「猫の保険(ニャンコ保険)の補償内容・保険料」 https://www.au-sonpo.co.jp/pc/pet-cat/compensation.html
    → 猫の年齢別保険料(70%コース/50%コース)と一時払割引の根拠として使用
  • au損保 公式サイト「保険開始日と待機期間」 https://www.au-sonpo.co.jp/pc/pet/kaishibi/index.html
    → 初年度契約に病気30日の待機期間があり、継続契約には待機期間がないことの根拠として使用
  • au損保「【ペットの保険】契約者さま情報ページ」 https://www.au-sonpo.co.jp/pc/keiyakusya/pet/
    → 「保険金の受領によって保険料が高くなることはありません。保険料は保険開始日時点の満年齢で決まります」の根拠として使用
  • au損保「ペット医療費用保険 重要事項のご説明」PDF https://www.au-sonpo.co.jp/pc/common/pdf/pet_iryo/pet_jyusetsu_20190801.pdf
    → 保険料が種類・品種・年齢・タイプで決定されること、継続時に補償内容変更・引受条件制限・継続謝絶がありうることの根拠として使用
  • SBIプリズム少額短期保険 公式サイト https://www.sbiprism.co.jp/
    → 「プリズムペット いつでもパック」の猫の年齢別保険料、全プラン補償割合100%であること、収支状況の検証により更新時に保険料を増額する場合があること(=商品全体の改定)の根拠として使用
  • SBIプリズム少額短期保険 ニュースリリース「元気応援プランover8」 https://www.sbiprism.co.jp/category/news/364_202563010258.html
    → 8歳以上は加入年齢の上限がないことの根拠として使用
  • ペット&ファミリー損保「げんきナンバーわんスリム」公式サイト https://www.petfamilyins.co.jp/
    → 商品の基本設計の根拠として使用
  • ペット&ファミリー損保「げんきナンバーわんスリム 補償内容」 https://www.petfamilyins.co.jp/slim/compensation/
    → 待機期間(初年度契約に限り病気30日、がんを除く)、1日あたりの限度額・年間回数の制限がないこと、時間外診療費が補償対象であることの根拠として使用
  • ペット&ファミリー損保「げんきナンバーわんスリム 保険料」 https://www.petfamilyins.co.jp/slim/fee/
    → 猫の初年度保険料、10歳以上が一律であること、年払割引の根拠として使用
  • ペット&ファミリー損保「げんきナンバーわんスリム 重要事項説明書・普通保険約款」 https://www.petfamilyins.co.jp/slim_jusetsu/
    → 継続契約の保険料が年齢・加入プラン等で計算され利用回数が計算条件に含まれないこと、契約後に発症した病気・ケガを理由に継続時の条件付与や引受謝絶を行わないことの根拠として使用
  • ペット&ファミリー損保 公式FAQ「保険料の割引制度はありますか?」 https://faq.petfamilyins.co.jp/
    → 請求実績による割増や無事故割引がないことの根拠として使用

※各社の年齢別保険料は2026年7月時点、会社の区分は2026年8月30日時点で各社公式サイトにて確認した内容です。保険商品は改定されることがあり、掲載内容と実際の商品が異なる場合があります。契約前には必ず各社の重要事項説明書・約款をご確認ください。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の保険商品への加入を勧誘・推奨・保証するものではありません。また、保険募集を行うものでもありません。筆者は保険の専門家ではありません。

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