「ペット保険はどこも同じに見える」——猫の保険を調べはじめた飼い主さんが、最初につまずくところです。実際には会社ごとに「何が、いつから、いくらまで補償されるか」の設計が違い、保険料の安さだけで選ぶと「いざというときに補償されなかった」ということが起こります。
この記事では、猫のペット保険を比較するときに必ず確かめたい6つの問いと、加入前の注意点、見落とされやすいペット賠償責任特約までをまとめました。用語の意味から押さえたい方向けの記事です。
会社ごとの条件・保険料の比較は、この記事の後半で案内する関連記事にまとめています。まずは「何を見ればいいのか」を先に押さえてください。
この記事でわかること
- 比較のときに確かめる6つの問い——いくら戻るか/どこまで使えるか/いつから使えるか/いつまで入れるか/何が補償されないか/来年どうなるか
- 補償割合・免責金額・年間補償限度額・待機期間・特定傷病除外といった用語の意味
- 「待機期間なし」でも申込日から使えるわけではない理由
- 加入前に必ず確認したい3つの注意点
- 猫でも出番のある「ペット賠償責任特約」とは何か
※本記事は各社公式サイトで確認できた情報をもとに整理したものです(確認時点は出典に記載)。商品改定で内容が変わることがあります。加入前には必ず各社の重要事項説明書・約款をご確認ください。
比較するときに確かめる「6つの問い」
ペット保険の比較表には、たくさんの項目が並びます。すべてを一度に理解しようとすると疲れてしまうので、6つの問いに整理してみてください。
| 問い | 見る項目 |
|---|---|
| ① いくら戻るか | 補償割合/免責金額 |
| ② どこまで使えるか | 年間の補償限度額/限度日数・限度回数/1日あたりの限度額 |
| ③ いつから使えるか | 補償開始日/待機期間 |
| ④ いつまで入れるか | 新規加入の上限年齢/継続できる年齢 |
| ⑤ 何が補償されないか | 特定傷病除外/遺伝性・先天性疾患/加入前の傷病 |
| ⑥ 来年どうなるか | 継続時の条件変更/利用回数の影響/年齢による値上がり |
ここから順に見ていきます。
① いくら戻るか|補償割合と免責金額
補償割合は、かかった治療費の何割が戻るかを示します。50%・70%・90%・100%などがあり、割合が高いほど自己負担は減りますが、保険料は上がります。
免責金額は、治療費のうち飼い主が自己負担する固定額です。免責が5,000円なら、1日の治療費が5,000円以下だと保険金は出ません。
- 免責なし:少額の通院でも請求できる。保険料は高めになる傾向
- 免責あり:保険料を抑えられる。少額治療では自己負担
⚠️ 免責金額は「保険料の安さ」の正体です
比較サイトで月200円台のような数字を見かけたら、まず免責金額を確認してください。その多くは1日あたり5,000〜7,000円の免責が設定されています。
猫の通院は1回あたり数千円で収まることが多く、この設計では通院でほとんど保険金が出ません。「入院や手術のような高額なときだけ備えたい。通院は自費でいい」という目的なら合理的ですが、安さだけを理由に選ぶと、使いたいときに使えません。
何のために保険に入るのかを、先に決めてください。それが決まると、免責の有無はほぼ自動的に決まります。
② どこまで使えるか|年間の補償限度額と限度日数
ここは比較表でいちばん見落とされる項目です。「通院1日あたり12,000円まで」と書いてあっても、それを毎日使えるわけではありません。上限は3層になっています。
- 1日あたりの限度額(例:通院1日12,000円まで)
- 年間の限度日数・限度回数(例:通院は年22日まで、手術は年2回まで)
- 年間の補償限度額(例:年間72.8万円まで)
同じ会社でも、プランによって年間の補償限度額は大きく変わります。たとえば第一アイペットの「うちの子」では、30%プランが47.6万円、70%プランが122.4万円と2.6倍の差があります。補償割合だけを見て「30%でも安いから」と選ぶと、上限も一緒に下がっています。
逆に、1日あたりの限度額や年間の回数に制限を設けず、年間の総額だけで管理するタイプもあります。長期入院や高額治療を想定するなら、この設計のほうが向きます。
限度に達したあと、どうなるかも会社で違います
多くの会社では、限度に達してもその年の補償が終わるだけで、契約は続きます。ところが日本ペット少額短期保険のライトプランは、重要事項説明書で「通院・入院・手術のすべてで年間限度に達すると保険契約が失効し、次年度以降の継続もできない」とされています(いずれか1つだけなら、その補償が終了するだけで契約は続きます)。
一方、楽天ペット保険は重要事項説明書で「支払限度に達しても保険契約は消滅しない」と明記しています。よく通院しそうな子を想定するなら、ここは必ず確認してください。
③ いつから使えるか|補償開始日と待機期間は別のもの
比較表には「待機期間」の列があります。ところがこの列だけを見ても、いつから使えるかは分かりません。2つの別の概念があるためです。
- 補償開始日(保険始期日):契約そのものが始まる日。申し込んだ日ではありません
- 待機期間:契約が始まったあと、一部の補償が受けられない期間
この2つを足して、はじめて「いつから使えるか」が出ます。窓口精算に対応した大手2社で並べると、こうなります。
| アニコム損保 | 第一アイペット | |
|---|---|---|
| 補償開始日 | ネット申込:手続完了日の1か月後 | クレジットカード払い:申込受付日の翌月同日 |
| 待機期間 | 30日(この間はケガのみ補償) | なし |
| 病気の補償が始まるまで | 申込から約2か月 | 申込から約1か月 |
「待機期間なし」の会社でも、申込から約1か月かかります。「30日 vs 0日」ではなく「約2か月 vs 約1か月」という差です。この違いを知らないと、比較表の「待機期間なし」を「明日から使える」と誤読してしまいます。
待機期間そのものの日数は、会社によって次のように分かれます。
- 待機期間なし:FPC、PS保険、第一アイペット
- 病気30日・ケガ0日:楽天ペット保険、日本ペット、au損保
- 病気30日・がん90日:ペット&ファミリー損保
- 31日目0時から・がんはさらに45日:SBIプリズム少短
- 30日(この間はケガのみ補償):アニコム損保
がんに長い待機期間を設ける会社がある点は、押さえておく価値があります。
待機期間には例外があります
アニコム損保の公式FAQには、こう書かれています。
初年度保険契約の始期日から30日間のことをいいます。ケガに関する診療費のみを補償し、待機期間中に発症した病気は、待機期間終了後も補償の対象となりません。※完治後、待機期間終了後に再発した病気は補償が可能です。※誤飲・熱中症は待機期間中、補償の対象となります。
アニコム損保「待機期間とはどういうものですか?」
読み取るべき点が3つあります。
- 誤飲と熱中症は待機期間中でも補償対象。子猫を迎えた直後に多いトラブルなので、実務上の意味は大きいです
- 待機期間中に発症した病気は、期間が終わっても補償されません。「30日待てば使える」ではありません
- ただし完治後、待機期間終了後に再発した病気は補償されます
例外の扱いは会社によって違います。約款や重要事項説明書で確認してください。
👉 すでに気になる症状がある猫は、どの保険でも間に合わない可能性が高い——これが正直なところです。加入を考えるなら、健康なうちに動くのが原則になります。
健康なうちの状態を記録しておくことは、告知のときにも役立ちます。
→ 猫の健康診断はいつから受ける?年齢別の頻度・検査内容・費用の目安【体験談あり】
④ いつまで入れるか|新規加入の上限年齢と、継続できる年齢
ここも混同されやすい2つがあります。
- 新規加入の上限年齢:何歳までなら新しく入れるか
- 継続できる年齢:一度入ったあと、何歳まで続けられるか
多くの会社は「上限年齢までに加入すれば、その後は原則として終身継続できる」設計です。つまり加入のタイミングを逃すと、あとから入れなくなります。
新規加入の上限は7歳11か月としている会社が多く、猫の一生(15〜20年)から見ると意外と早い区切りです。ただし、シニアから入れる商品もあります。
- アニコム損保「どうぶつ健保しにあ」:8歳以上・上限なし。ただし通院の診療費は対象外(入院と手術のみ)
- 第一アイペット「うちの子」30%プラン:12歳11か月まで。年間補償限度額は47.6万円
- SBIプリズム少短「元気応援プランover8」:8歳以上で上限なし。入院・手術に特化
シニア向けの商品は通院が対象外になっていることが多いのが共通点です。慢性腎臓病のように通院が中心になる病気を想定するなら、この違いは決定的です。
シニア期に増える病気の実際は、こちらをご覧ください。
→ 猫の慢性腎臓病とは?初期症状・検査・新薬AIMまで解説
⑤ 何が補償されないか|特定傷病除外・遺伝性疾患・加入前の傷病
保険は「何が補償されるか」より「何が補償されないか」を見たほうが、会社の性格がよく分かります。
特定傷病除外(不担保)
加入時の告知内容によっては、「特定の病気は補償しません」という条件付きで引き受けられることがあります。すでに持病がある子や、健康診断で指摘を受けたことがある子は、この条件が付く可能性があります。
我が家の先住猫も、保険に加入する前に毛球症(飲み込んだ毛が胃腸にたまってしまう状態)になったことがあり、加入時の条件として毛球症が1年間、補償の対象外になりました。こうした条件は珍しいことではありません。過去にかかった病気があるからと加入をあきらめる前に、まずは告知して引き受け条件を確認してみてください。
そのときの症状の経過と実際にかかった治療費は、こちらにまとめています。
→ 猫が毛玉を吐くのは正常?毛球症の初期症状と治療費を実体験で
遺伝性・先天性の病気
多くのペット保険では、遺伝性・先天性の疾患は補償対象外とされることが一般的です。純血種を迎える方は特に、加入前に約款を確認しておくと安心です。猫では、たとえば肥大型心筋症や多発性嚢胞腎など、猫種によってかかりやすさが知られている病気があります。気になる病気がある場合は、加入前に各社へ直接確認してください。
加入前にすでに発症・発見されていた傷病
これも原則として対象外です。「症状が出てから入る」ことはできない——これがペット保険の大前提で、③で見た待機期間の話ともつながります。
⑥ 来年どうなるか|継続時の条件変更と、利用回数の影響
「一度入れば、ずっと同じ条件で安心」とは限りません。ここは3つに分けて見ます。
(1) 継続時に条件が変わることがある
加入時だけでなく、継続・更新のタイミングで特定傷病除外(不担保)が付く会社があります。一方で、「契約後に発症した病気・ケガを理由に、継続時に条件をつけたり継続を断ったりしない」と公式に明記している会社もあります(ペット&ファミリー損保、PS保険など)。
長く続ける前提なら、ここが最も重要な比較項目かもしれません。
(2) 使った回数で保険料が上がるか
多くの会社は「年齢(や年齢区分)」だけで保険料が決まり、使った回数では上がりません。ただし2つの例外的な設計があります。
- 無事故割引:使わなかった年は割引になる仕組み。裏を返せば、使った翌年は割引が付かない=実質的に負担が変わります
- 割増引制度:利用回数に応じて翌年の保険料が上下する仕組み。使わなければ安く、多く使うと高くなります
持病があって通院が続く猫では、これらは負担が増える方向に働きます。逆に、大きな病気の備えとしてだけ持ちたい方には有利です。
(3) 使った実績が「更新審査」に響くか
保険料は変わらなくても、更新時の審査に保険金の請求状況が使われる会社があります。楽天ペット保険と日本ペットの重要事項説明書には、請求状況などをもとに審査を行い、引受条件の変更や更新のお断りがありうる旨が明記されています。
「保険料が上がらない」と「使っても不利にならない」は別の話だということです。
(4) 年齢による値上がりのカーブ
そして、どの会社でも避けられないのが加齢による値上がりです。毎年少しずつ上がるタイプと、数歳ごとの区分でまとめて上がるタイプがあり、一定年齢以降は据え置きになる商品もあります。
一方で、特定の年齢で大きく跳ね上がる商品もあります。加入時の安さではなく、シニア期に払い続けられるかを、公式の年齢別料金表で確認してください。会社ごとのカーブは、後述の8社比較の記事にまとめています。
補足:多頭割引について
複数の猫を同じ会社で契約すると保険料が割引になる制度です。ただし多頭割引がある会社は限られ、金額も大きくありません(1頭あたり年900円、月50円といった水準です)。
多頭割引を主な判断材料にするのは避けたほうがよいでしょう。割引額より、上の6つの問いのほうが金額的な影響ははるかに大きくなります。
加入前に必ず確認したい3つの注意点
1. 引き受けている会社には2種類あります
ペット保険を引き受けているのは、損害保険会社と少額短期保険業者の2種類です。ロゴや商品名からは見分けがつきませんが、保険金額の上限・保険期間・会社が破綻したときの扱いが違います。
「少額短期保険だから危ない」という話ではありません。どちらも金融庁(財務局)の監督下にあり、ペット保険では少額短期保険業者のほうが数としては多いくらいです。ただし知らずに選ぶより、知って選ぶほうがいいのは確かです。8社それぞれの区分は、後述の比較記事で一覧にしています。
2. 待機期間中の発症は、翌年以降も対象外になることがある
③で見たとおりです。au損保やアニコム損保のように、初年度の待機期間中に発症した病気は、翌年以降の継続後も対象外とする会社があります。「待機期間が終われば補償される」と誤解しないでください。
3. 告知は正確に。ただし「あきらめる」前に確認を
告知内容に誤りがあると、いざというときに保険金が支払われなかったり、契約が解除されたりすることがあります。過去の通院歴や指摘事項は、正確に伝えてください。
ただし、⑤で書いたとおり持病があっても条件付きで入れることは珍しくありません。「どうせ入れないだろう」と自己判断せず、まず告知して引き受け条件を確認するのがおすすめです。
告知や保険金請求のときは、過去の診療明細書が手元にあると確実です。
→ 猫のお薬手帳は必要?病院記録の残し方と実体験からわかる重要性【保存版】
意外と役立つ「ペット賠償責任特約」とは?
ペット保険を選ぶとき、治療費の補償ばかりに目が行きがちですが、オプションのペット賠償責任特約もチェックしておきたいところです。これは、飼っている猫が他人にケガをさせたり、他人のものを壊したりして、飼い主が法律上の損害賠償責任を負ったときに備える特約です。
「室内飼いの猫にそんな場面あるの?」と思うかもしれません。たしかに犬に比べると出番は多くありませんが、次のようなケースは考えられます。
- 預け先や動物病院、お出かけ先で他の動物や人に噛みついてしまう
- 賃貸住宅を大きく傷つけてしまう
多頭飼いや、猫連れで外出する機会がある方は、頭の片隅に置いておくと安心です。
楽天ペット保険・日本ペット(いぬとねこの保険)・SBIペット少短などがオプションとして用意しています(名称は各社で異なります)。たとえば楽天では、支払限度額の合計1,000万円までを主契約に付帯して申し込めます。
なお、すでに加入している火災保険や自動車保険の「個人賠償責任特約」でカバーされている場合もあります。重複して入る必要はないので、加入前に手持ちの保険を確認してみてください。
ポイントが分かったら:会社ごとの比較記事へ
6つの問いが整理できたら、実際の会社を当てはめていきましょう。比較の目的別に次の記事を用意しています。
① 猫のペット保険8社を比較したい方へ
アニコム損保・第一アイペットを除く8社について、会社の区分(損保/少額短期)、免責・待機期間・多頭割引・加入上限年齢・継続時の条件変更を一覧表にまとめ、公式の年齢別保険料まで解説しています。この記事で触れた「限度に達したときの扱い」「利用回数の影響」の会社ごとのちがいも、こちらで確認できます。

② 窓口精算の大手2社を比較したい方へ
動物病院の窓口で精算できるアニコム損保と第一アイペットは、上の8社とは仕組みが異なるため別記事にまとめています。年齢別保険料、補償内容、そして「補償が実際に始まるのはいつか」を比較しています。

猫のペット保険の条件についてよくある質問(FAQ)
Q1. 免責金額はない方がいいのですか?
一概には言えません。免責なしは少額の通院でも請求しやすい反面、保険料が高めになる傾向があります。免責ありは保険料を抑えられますが、少額治療では自己負担になります。通院が多そうな子か、大きな病気に備えたいかで、合う設計が変わります。
Q2. 「待機期間なし」なら、申し込んだ日から使えますか?
いいえ。待機期間とは別に補償開始日があり、契約が始まるのは申込日ではありません。たとえば第一アイペットは待機期間がありませんが、クレジットカード払いの補償開始日は申込受付日の翌月同日で、病気の補償が始まるのは申込から約1か月後です。アニコム損保は補償開始まで約1か月+待機期間30日で、約2か月後になります。どちらも申込日からすぐには使えません。
Q3. すでに持病がある猫でも入れますか?
会社や病気によって異なります。告知内容によっては、その病気を補償しない条件(特定傷病除外)付きで引き受けられる場合や、引き受け自体が難しい場合もあります。「どうせ無理だろう」と自己判断せず、まず告知して引き受け条件を確認するのがおすすめです。我が家も、加入前にかかった毛球症が1年間の対象外という条件で加入しています。
Q4. 待機期間中に病気になったらどうなりますか?
原則として補償の対象外です。しかも会社によっては、その病気が翌年以降も対象外になります。ただし例外もあり、アニコム損保では誤飲・熱中症は待機期間中でも補償対象、完治後に待機期間終了後に再発した病気は補償可能とされています。扱いは会社ごとに違うため、約款で確認してください。
Q5. 月200円台のような安いプランは、選んで大丈夫ですか?
保険料が極端に安いプランの多くは、1日あたり5,000〜7,000円といった免責金額が設定されています。その金額以下の治療では保険金が出ません。猫の通院は数千円で収まることも多く、実際に請求できる場面はかなり限られます。手術や入院といった高額な出費にだけ備えたい方には合いますが、通院の細かい費用も補いたい方には向きません。
Q6. 何歳まで新しく加入できますか?
新規加入の上限は7歳11か月としている会社が多く、猫の一生から見ると早い区切りです。ただしシニアから入れる商品もあり、アニコム損保の「どうぶつ健保しにあ」は8歳以上で上限なし、第一アイペットの30%プランは12歳11か月まで加入できます。ただしシニア向けの商品は通院が対象外だったり、年間の補償限度額が抑えられていたりすることが多い点にご注意ください。
まとめ:条件の意味が分かれば、比較はぐっと楽になる
ペット保険の比較が難しく感じるのは、会社ごとに「何が補償されないか」の設計が違うからです。6つの問いに整理して、順に確かめてみてください。
- いくら戻るか——補償割合と免責金額。「月200円台」の正体は免責金額です
- どこまで使えるか——年間の補償限度額。日額の限度を毎日使えるわけではありません
- いつから使えるか——待機期間と補償開始日は別物。どの会社も申込日からは使えません
- いつまで入れるか——多くは7歳11か月まで。シニア向けは通院が対象外のことが多いです
- 何が補償されないか——特定傷病除外・遺伝性疾患・加入前の傷病
- 来年どうなるか——継続時の条件変更、利用回数の影響、年齢による値上がり
この6つを押さえておけば、各社の重要事項説明書を読むハードルは一気に下がります。そのうえで、実際の会社ごとの条件と保険料を比べてみてください。
そして何より、加入を考えるなら健康なうちに動くこと。症状が出てからでは、どの保険も間に合いません。
出典・参考
- アニコム損害保険株式会社「待機期間とはどういうものですか?」(よくあるご質問) https://faq.anicom-sompo.co.jp/faq/show/113
→ 待機期間が初年度契約の始期日から30日間でこの間はケガのみ補償されること、待機期間中に発症した病気は終了後も対象外であること、完治後に待機期間終了後に再発した病気は補償可能であること、誤飲・熱中症は待機期間中も補償対象であることの根拠として使用(2026年8月28日確認) - アニコム損害保険株式会社「新規契約の申込みをした場合、保険はいつから使えますか?」(よくあるご質問) https://faq.anicom-sompo.co.jp/faq/show/3476
→ インターネット申込で手続完了日の1か月後から契約が開始されることの根拠として使用(2026年8月28日確認) - アニコム損害保険株式会社「補償内容|どうぶつ健保しにあ」 https://www.anicom-sompo.co.jp/products/senior/compensation/
→ 新規加入が8歳以上で上限なしであること、通院の診療費が保険の対象外で入院と手術のみを補償することの根拠として使用(2026年8月28日確認) - 第一アイペット損害保険株式会社「ペット保険『うちの子』の補償内容」 https://www.ipet-ins.com/products/uchinoko/compensation/
→ 年間補償限度額(30%プラン47.6万円/70%プラン122.4万円)、30%プランの新規加入が12歳11か月までであることの根拠として使用(2026年8月28日確認) - 第一アイペット損害保険株式会社「ペット保険の待機期間について」 https://www.ipet-ins.com/pet-insurance/waiting-period/
→ 「うちの子」「うちの子ライト」に待機期間がないことの根拠として使用(2026年8月28日確認) - 第一アイペット損害保険株式会社「ペット保険『うちの子』の補償開始スケジュール」 https://www.ipet-ins.com/products/uchinoko/schedule/
→ 補償開始日がクレジットカード払いで申込受付日の翌月同日であることの根拠として使用(2026年8月28日確認) - FPC 公式サイト「ペット保険の待機期間とは?」 https://www.fpc-pet.co.jp/product/knowledge/2
→ FPCに待機期間がないことの根拠として使用 - FPC「ペットほけんフィット パンフレット兼重要事項説明書」PDF(2024年8月版) https://www.fpc-pet.co.jp/pdf/document_fit.pdf
→ 継続契約時の引受審査で特定傷病等不担保特約が付く場合があることの根拠として使用 - ペットメディカルサポート株式会社(PS保険)公式サイト「ペット保険の免責期間」 https://pshoken.co.jp/how_to_chose/waiting.html
→ PS保険に待機期間がないことの根拠として使用 - PS保険 公式パンフレット兼重要事項説明書(2026年4月版・猫) https://pshoken.co.jp/manual/pdf/ph260402_cat.pdf
→ 特定疾病不担保特約が新規契約時のみ付帯され継続時に追加されないこと、利用回数によって継続時の保険料が上がらないことの根拠として使用 - 楽天ペット保険「スーパーペット保険ねこ お申込みの流れ」 https://www.rakuten-ssi.co.jp/product/sn/howto/
→ 病気の待機期間30日・ケガは待機期間なしであることの根拠として使用 - 楽天損保「スーパーペット保険(ペット保険2020)重要事項説明書」PDF https://www.rakuten-ssi.co.jp/pdf/ZM_important.pdf
→ 支払限度に達しても保険契約が消滅しないこと、更新審査を保険金の請求状況等をもとに行い引受条件の変更・謝絶がありうることの根拠として使用 - 楽天ペット保険「よくあるご質問」 https://www.rakuten-ssi.co.jp/faq/insurance1.html
→ ペット賠償責任特約(支払限度額合計1,000万円)の根拠として使用 - 日本ペット少額短期保険「いぬとねこの保険(ネクスト/ライト/ミニ)重要事項説明書」PDF(2025年12月版) https://www.nihonpet.co.jp/downloads/web_zyusetu_newpethoken.pdf
→ ライトプランで通院・入院・手術のすべてが年間限度に達すると契約が失効し次年度以降の継続もできないこと、保険金の支払実績により引受条件の変更・継続謝絶がありうること、無事故割引の仕組みの根拠として使用 - SBIペット少額短期保険「ご契約に際しての大切な事柄(契約概要・注意喚起情報)」PDF https://www.sbipet-ssi.co.jp/pdf/pet_kotogara.pdf
→ ライトの免責金額が1日あたり5,000〜7,000円であること、更新時に特別条件特則が付く・更新謝絶がありうることの根拠として使用 - au損保 公式サイト「保険開始日と待機期間」 https://www.au-sonpo.co.jp/pc/pet/kaishibi/index.html
→ 初年度契約に病気30日の待機期間があり、待機期間中に発症した病気は継続後も支払対象外となることの根拠として使用 - ペット&ファミリー損保「げんきナンバーわんスリム 補償内容」 https://www.petfamilyins.co.jp/slim/compensation/
→ 待機期間が初年度契約に限り病気30日(がんを除く)であること、1日あたりの限度額・年間回数の制限がないことの根拠として使用 - ペット&ファミリー損保「げんきナンバーわんスリム 重要事項説明書・普通保険約款」 https://www.petfamilyins.co.jp/slim_jusetsu/
→ 契約後に発症した病気・ケガを理由に継続時の条件付与や引受謝絶を行わないことの根拠として使用 - SBIプリズム少額短期保険 公式サイト https://www.sbiprism.co.jp/
→ 補償開始が書類完備到着の31日目0時からで、がんはさらに45日の待機があることの根拠として使用 - SBIプリズム少額短期保険 ニュースリリース「元気応援プランover8」 https://www.sbiprism.co.jp/category/news/364_202563010258.html
→ 8歳以上は加入年齢の上限がないことの根拠として使用
※本記事の情報は各社公式サイトで確認できた範囲のものです(確認時点は各項目に記載)。保険商品は改定されることがあり、掲載内容と実際の商品が異なる場合があります。契約前には必ず各社の重要事項説明書・約款をご確認ください。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の保険商品への加入を勧誘・推奨・保証するものではありません。また、保険募集を行うものでもありません。筆者は保険の専門家ではありません。


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